よさこい祭りとは

1954年(昭和29年)、戦後不況の中徳島の阿波踊りに対抗する形で経済復興、地域おこしを目的として土佐の高知で生まれました。
祭りの発展には武政英策が大きく関係しています。武政氏は、踊りに用いられる楽曲「よさこい鳴子踊り」を担当するのみならず、鳴子(作物を狙う鳥を追い払う農機具)を手に持って鳴らすことを思いつき、現在でもよさこい踊りの象徴として大事に扱われています。また、当初のよさこい踊りは、現在「正調」と呼ばれる日本舞踊の振り付けを踏襲した盆踊りスタイルでありましたが、武政が楽曲の自由なアレンジを許したため、その後色々なバリエーションを生むことになりました。現在ではサンバ、ロック、ヒップホップ、演歌、フラメンコ、フラダンスやクラブミュージックなどのEDMにまで及ぶなど各々のチームが趣向を凝らした楽曲と振り付けを披露し、伝統を色濃く残す「正調」とともに観客を楽しませています。

鳴子 -Naruko 祭りの鼓動となるよさこいの象徴。
よさこい祭りの元も重要なルール。『鳴子を持ち、打ち鳴らしながら前進し
て踊る事。』ビシっと揃った鳴子の音こそがよさこいの象徴。

衣装 -Costume 非日常の、主役になれる花衣。
自由を語り、個性を詠う。テーマに合わせ、遊び心を思考を凝
らす。非日常の特別な日に、踊り子達が主役になる為の華々し
きモチベーション。

踊り -Dance 鳴子両手に跳ねる、決める、艶やかにそして進み行く。
大人数の踊り子達が魅せる群舞はまさに壮観。若者達の迫力や、しっとり大人の魅力、はたまた弾け飛ぶ様なお祭り騒ぎの粋な踊りなど、オリジナルに富んだ大名行列。自由を語り、個性を詠う。テーマに合わせ、遊び心を思考を凝らす。非日常の特別な日に、踊り子達が主役になる為の華々しきモチベーション。

音楽 -Music 伝統と自由が調和する空気のうねり。
よさこい鳴子踊りのフレーズ、またはそれぞれ各地域の民謡を組み込む事がルール。踊り子を魅了し、観客の心に響かせるよさこい音楽は時代とともに歩み、洗練されながら進化を続け、自由無限大。世界の音が入り交じる。